ひみつ基地の作業は、先週土曜日の床板張りから、床を支えるためのほお杖設置に移りました。
仕事休みの水曜・木曜に真ん中と両端の一方の設置が完了しました。
柱が曲がっており一本一本違うため、時間がかかりますが、面白いですね。
やってみると基本になるのは、垂直、水平、直角のようです。
このことをしっかり認識しているとうまく設置できました。
端の方は足場の上に竹で支えをして、断面が90×45の材に床板をステンレスのビスで止めました。
床板がところどころ反っていることから、板の隙間が違うため少しの修正をしました。
カシの枝を削り板の間に打ち込み、隙間を修正したうえでビスを打ったあと、
取り除くとほぼ同じ間隔になります。
30日(土)も引き続き、ほお杖と床張の予定でしたが、
谷口さんが来たので作業変更です。
今回の補助事業の中で、二人いなければできない仕事を先にすることにしました。
ターザンロープのジャンプ台の更新です。
まず谷口さんに床を取り外してもらいました。
私は桁と板材の準備で塗装をしました。
右の写真は床を取り外した後、
桁をのせる柱の切り欠き部分にペンキを塗り耐久性を増します。
桁の水平を確認しながら、桁を柱にビスで固定していきます。
桁の設置が終わると、床張りは一人作業になりますので谷口さんにお願いしました。
30日(土)だけでは完了しなかったので、31日(日)も続きをお願いしました。
この後、はしご制作は私が引き継ぎ、梯子の土台に銀杏の丸太を見つけてきて
園田さんがチェンソーで加工しました。
手すりは、取り急ぎ仮設で設置しました。
31日(日)は園田さんが朝早く来たので、この日も作戦変更です。
園田さんでなくてはできない、森のつり橋のワイヤーを張ることにしました。
これには福島さんにも手伝ってもらわないとうまくいきません。
早速電話でお願いし、ワイヤージャッキを持ってきてもらいました。
まずは樹木を傷めないための準備です。
腕位の枝を半分に割ったものを、樹木とワイヤーの間に挟み保護します。
ワイヤージャッキの設置は福島さんと園田さんが話しながら進めます。
福島さんは風邪で体調の悪い中で頑張ってくれました。
ジャッキの操作やクリップ止めは園田さんにお任せです。
福島棟梁は体調優れず、下で作業の進捗を見守ります。
しっかり2本の大木にワイヤーが張れました。
これからこのワイヤーを利用して、延長20m、地上2.5mの高さのつり橋を作ります。
竹林アスレチックと繋がることになります。
子どもたちが楽しんでくれるといいのですが。
ワイヤー張りが終わると、園田さんは大木を組み合わせた滑り台制作にかかりました。
子どもたちが登れるように足を載せる場所をつくっていきます。
一番上まで登ると5mの滑り台を滑ることができます。
31日はたくさんの子どもたちでにぎわいました。
30人は超えたでしょう。
子どもたちだけで、井戸から流れる川づくりが始まりました。
水汲みに一生懸命です。
私が塗装をしていると「私も塗りたい」と言ってこの子たちが手伝ってくれました。
日曜日は泉ケ丘高校の放送部の二人が来てくれました。
3月の植樹会の番組をつくってくれるそうで、打ち合わせに来ました。
焼き芋の焼き方を教えると、子どもたちのために焼き芋を焼いてくれました。
焼けたのが昼過ぎだったので、まず自分たちで試食してみると、「おいしい」と大満足でした。
子どもたちも大人もみんな焼き芋を食べました。
この日は2回焼きました。
これは堀切温泉に来た人から頂いた動物こけしです。
ありがとうございます。
これは「どんぐり村こども自然塾」の看板用の板です。
今ある看板が痛んできたために、福島さんが持っていたものを頂きました。
カンナを掛けた上にサンダーできれいに磨いてもらいました。
浸透性の防腐剤を塗って、その上から墨で字を書く予定です。
30日、31日の作業はうまくいきました。
多くの作業が並行作業になっていますが、それぞれが得意分野を頑張ってもらうことで、
作業がきれいに早くできます。当分の間この方法で行きます。
報告 こども自然塾担当 福島護、園田次夫、谷口英典、佐土原裕一