さわやかな風が吹き抜けるどんぐり村

  • 2015.04.28 Tuesday
  • 07:14

どんぐり村は新緑が少しずつ濃くなっていきます。
大きな木立にすっぽり囲まれたどんぐりの森図書館。
ひろーいデッキは若葉から降りてくる清々しい空気がいっぱい。
鼻からすーうっと息を吸うと、さわやかな風が身体を吹き抜けて自然に溶け込んでしまいそう。
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デッキにぺったんこすわりで絵本を見る子ども
そばでパパはお昼寝
そんな風景がピッタリの図書館です。
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本棚は寄贈頂いた絵本や童話などでいっぱいになりました。
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子どたちの隠れ家になっている小屋裏。
ここに絵本をいっぱい持ち込んで読んでいます。
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遊び場になっている森の空間
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6年間で大きく育ったクワガタの森。
一回目の草刈が終わり、清々しい空間です。
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どんぐりほ場も草刈完了
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どんぐりほ場の真ん中はサツマイモを植える準備です。
森の枯葉をいっぱい入れて耕耘しました。
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報告 どんぐり村こども自然塾担当 佐土原裕一
 

鹿児島県青年会館艸舎の縄文どんぐり二世

  • 2015.04.26 Sunday
  • 05:41
24日(金)に、鹿児島県青年会館艸舎(そうしゃ)に行ってきました。
この施設にある縄文どんぐり2世の成長を見に行ったのです。
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縄文どんぐりについては以前報告しましたが、下記の通りです。
 昭和42年に佐賀県西有田町の縄文遺跡から、
 アラカシのドングリがたくさん出土しました。
 そして翌年その内の一粒が4000年の時を超えて突然発芽しました。
 発芽した実は、今は佐賀県立博物館に十数メートルの大木として育ち、 
 たくさんのドングリを実らせています。
 平成11年、会ではこの木の子どもドングリを数百個貰い受け、
 大事に育てました。
 そして国有林に「縄文の森」として育林すると共に、
 大淀川流域の14小学校に苗を提供しました。

実はもう一本、鹿児島県青年会館艸舎に植えられたのでした。
会員の沢環さんが鹿児島県の青年活動に深く関わっておられ、
初代会長の鳥集さんとのご縁もあったことから、
15年前新しい青年会館が建設された時、縄文どんぐりを植えることになったのです。

途中、枯れるのではないかと心配されたときがあったそうですが、
根切り処方によって見事に生き延びたとのこと。大事に育てていただいてうれしい限りです。
ちょうど今、新緑がみずみずしく鮮やかでした。
昨年初めて実をつけたとのこと、池永さんは実を拾って冷蔵庫に大切に保管されていました。

15年で6〜7mに育った縄文どんぐり2世
正面からは玄関の屋根で全景が見えないため横からの撮影
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左から家内、私、松下館長さん、池永聖子さん
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お二人からお話を聞く中で鹿児島県の青年教育のすごさを痛感しました。
まだ青年団も残っているとのこと。年上の子どもが年下の子どもを教育する郷中教育の考え方が引き継がれていることを強く感じました。またこの施設ではJICAと連携して発展途上国の青年教育もされており、何と素晴らしいことでしょう。

どんぐり村の概要をお話ししましたら、とても興味を持って頂き、
「ぜひ行ってみたい」と言って下さいました。
そして下記の「鹿児島ふるさとの昔話」の本まで頂きました。
早速図書館に置きます。ありがとうございました。
またお会いできるのを楽しみにしています。

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帰りに「維新ふるさと館」に寄りましたら、郷中教育の教えを見つけました。
「負けるな・うそを言うな・弱いものをいじめるな」
今NHK「花燃ゆ」で幕末の様子が放送されていますが、あの時代に長州と同じく薩摩からも日本全体を視野にとらえ、国のために命を惜しまない青年がたくさん育ったことの凄さを改めて感じました。

報告 どんぐり村自然塾担当 佐土原裕一

 

本の寄贈(佐藤清子さん)

  • 2015.04.23 Thursday
  • 03:02
大分市在住の佐藤清子さんから本を頂きました。
佐藤さんは以前、都城に里帰りされた際にどんぐり村に来ていただいており、
どんぐりの森図書館が多くの方々の寄贈で成り立っていることを知り、
この度、持ってきてくださいました。
誠にありがとうございます。

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報告 どんぐり村こども自然塾担当 佐土原裕一

春の芽吹きの美しさと日本ミツバチ

  • 2015.04.20 Monday
  • 05:42
どんぐり村はすっかり新緑に覆われました。
森の中にいると鮮やかな緑、臭い、肌に当たる風、何とも清々しくなります。
秋から冬への落葉もいいですが、春のこの時期も最高です。
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日本ミツバチが今年もやってきました。
ミツバチの養蜂には2年連続で失敗してきました。
原因は巣虫ですが、今年こそはしっかり巣箱管理をしたいと思います。
18日に巣箱4つにミツバチの出入りが認められ、夕方にはこの一つの巣箱にかなり多くのミツバチが集まり、他の巣箱はいなくなりました。
しかし19日はこの巣箱も少なくなりました。
どうしたことでしょう。まだ偵察中で決めかねているのでしょうか。
今年こそは5つある巣箱にできるだけ多く入ってもらいたいですね。
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草刈りもいよいよ始める時期になりました。
これからどんぐり村全域を2週間に1回刈ることになります。
つまり2週間で草が伸びる計算です。
2週連続で3人で草刈りしましたので、かなり広い区域が終わりました。
草刈りは暑くなるとかなりきつい作業です。その作業が続く理由は、短く刈った後がきれいになりとても清々しい気持ちになるからです。
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園田さんはバックホウを借りてきて、駐車場の拡大を図るべく整地作業です。
低いところには建設残土を入れてもらう予定です。
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これも園田さんの仕事です。
冒険の森に貯めていた枝を軽トラックで持ち出しました。
これが焼き芋のたき火の材料になります。
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こちらはピザ窯用の薪をつくっているところです。冒険の森の枝を園田さんが集めてきて15〜20cmに丸のこで切ってくれました。
こんなにいっぱいのストックができました。
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野の花です。
とてもきれいなので草刈りから免れました。
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報告 どんぐり村こども自然塾担当 園田次夫、谷口英典、飛松國輝、佐土原裕一

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